リレーコラム 私の考える「『生きる力』をはぐくむ」とは?

第11回
かもめ大学 学長
高坂翔輔さん

こんにちは!
高坂翔輔(たかさかようすけ)と申します。
私は昨年まで8年半、学習塾で講師をしていました。
現在は、フリーランスで勉強の内容そのものの前に勉強の仕方をいっしょに考えるなど、
学習に関するお手伝いをさせていただいています。

さて、今回のテーマである「生きる力」ですが、私は、このように考えています。
生きる力」とは、「模範解答がない問題に対して、答えを出す力」。
学校では日頃、答えがある問題、つまり、模範解答がある問題に多く取り組んでいます。
それはそれで、価値があるのですが、学校を卒業し、
社会に出たら模範解答がない問題の方が多かったりします。
ですから、模範解答がない問題に対して答えを出す力がこれからの世の中を生きるのに
必要な力だと思うのです。

では、どのようにすれば「生きる力」を育むことができるのでしょうか?
私は、大切なポイントが3つあると考えます。

1つめのポイントは、「どんな答えも、すべて正解」
これが正しいのかな、これはまちがっているのかな、そのように考えるのではなく
思ったことを答えてみることです。

2つめのポイントは、「答えは全部"そうだよね"と受けとめる」
1つめのポイントにあるように「どんな答えも、すべて正解」
という考え方のもと、答えることができたら、答えを聞く側は、否定することなく、
まずは、"そうだよね"と受けとめてあげることが大切だと思います。
そうすることで、答えやすい雰囲気になるからです。

3つめのポイントは、「答えは出なくてもいい」
答えを出すことに価値を置いているのではなく、考えることに価値があります。
模範解答がない問題に答えを出すのはすぐにはできないかもしれません。
大切なのは、問いかけてみること、考えてみることです。
だから「(今は)わからない」というのも、ひとつの答えです。
答えはきっと、必要なときにやってきます。

生きる力を育むためには、これらのポイントが私は大切だと考えています。
あなたも一度考えてみてくださいね。
「現代における"生きる力"とは、何ですか?」

【今回の執筆者】
共育質問家 高坂翔輔さん

マツダミヒロ氏主宰の「魔法の質問認定講師」。
2014年5月開催予定の、フィンランド教育機関視察ツアーを、
現在準備中。
www.kamomedaigaku.com

The following two tabs change content below.
富岡 麻美

富岡 麻美

1975年、愛知県生まれ。フリーランスライター。2児の母。大手企業数社でのアシスタント、秘書を経て結婚。海と山に近いまちで、子育てをしながらライフワークであるライティングおよび各種NPOの活動に従事。子どもの誕生がきっかけで幼児教育に興味を持ち、独学で学ぶ。様々な教育法を取り入れながらも独自のスタイルで、勝手気ままな育児の真っ最中。2012年より「NPO法人いきはぐ」ライターとして活動。