◆「生きる力」の強い子を育てる ―人生を切り拓く「たくましさ」を伸ばすために―
著/天外伺朗

「生きる力」とは何かについて、様々な角度からの考察が分かりやすく書かれた本。
なぜ今「生きる力」が必要なのか、なぜ日本ではそれができない教育制度なのか、
そもそも「生きる力」とは何か、どうすれば育てることができるのか…など。
専門的な話なのに、語り口は軽妙で、とても読みやすい本です。
前半では、教育史を紐解き、今の日本の教育が「国家主義教育学」に基づいていること、
それに対して「生きる力」を育てる教育の系譜を「人間性教育学」と呼んで、
その成り立ちや違いを説明しています。
いきはぐも、この説明の仕方を非常に参考にさせていただいています。
後半では、脳科学・心理学・精神科学や、多数の実践・事例などの筆者の独自の研究から
「生きる力」を育てるためのポイントについて語られています。
「生きる力」をはぐくむ教育についての総合的な基礎知識として、
ぜひお勧めしたい本です。

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征矢 里沙

征矢 里沙

1983年、愛知県生まれ。高校2年生のとき、恩師との出会いがきっかけで、「日本の教育を変えたい」という志を抱く。慶應義塾大学総合政策学部に入学し、シュタイナー・サドベリー等のオルタナティブ教育を研究。2006年に大学卒業後、株式会社リクルートに就職。2012年、会社を卒業して「NPO法人いきはぐ」を起業、代表を務める。2013年5月に出産、1児の母。