~第24回  【なぜ夏休み明けは落ち着かないのか?】~

ひまわり

 

こんにちは!【いきはぐ】の吉田です。

8月の後半は、曇り空が続き、秋を感じさせる天気ですね。

このまま、残暑もなく夏は終わってしまうのでしょうか?

晴れ間と暑さが恋しいこの頃ですね。

 

さて、第24回目は、【なぜ夏休み明けは落ち着かないのか?】です。

 

先日の先生向けのセミナーで

小学校の先生方から

1学期で育んだクラスの一体感が

夏休みが明けると、崩れやすくなる。

と聞きました。

 

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?

 

 

理由は様々考えられますが、

1つの要因として、

 

「子どもたちが、変化に対応できていない。」

 

ということがあるかもしれません。

 

たとえば、

みなさんも、何かをやっている途中に、

「ちょっと、○○さんこっちきて」といわれて、

「ああーもう!まだ、途中なのに、なんで・・・」

と思ったことはありませんでしょうか?

 

この事象は、夏休み後の子どもたちの

心境とよく似ています。

途中で、別のことに変化させようとすると、

 

「前のことが終わってないのにぃ」

 

と感情が揺れて、気持ちが不安定に

なってしまうということが発生します。

 

具体的には、

夏休みは、毎朝8時に起きていたのが、

学校にいくとなると、7時に起きることになる。

 

夏休みは、毎日机に向かう時間が1時間なかったけど、

学校では、机に向かう時間が増える。

 

など、夏休み明けの子どもたちは、

いろんな変化が発生します。

 

 

変化が多くなると、クラスの中にある

一人一人の感情の揺れ動きが影響し、

結果まとまりがつかないという状況に

なっていくのだと考えられます。

 

では、この状況をどのように解決していけるのでしょうか?

 

子どもたちが、このような変化にスムーズに

対応していくための工夫として

 

『完了させる』

 

という方法があります。

 

ポイントは

次のことに手をかける前に、

しっかり前のことを振り返る。

ということです。

 

自分の変化を振り返り、

夏休みという期間を

自分の学びや成長として

意味付けすることで

次の変化に対応していく余裕が生まれます。

 

そこで、今日は、お子さんに夏休みを完了していただくための3つの質問です。

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【質問1】

◆夏休みに夢中になっていたものは何ですか?

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プールや海で泳ぐこと

山での昆虫採集

海外で、外人と話をすること

など、

どんなことに夢中になっていたでしょうか?

是非、聞いてみてください。

 

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【質問2】

◆夏休みに、どんなことを頑張りましたか?

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例えば、

平泳ぎで25m泳げるようになった。

昆虫の名前をたくさん覚えた。

英語がちょっとだけ話せるようになった。

などなど

夏休みにがんばったポイントを、たくさん引き出してみましょう。

夏休みは、これを頑張れてよかった!

こんな成長ができてよかった。

という気持ちが、夏休みの活動を完了させていきます。

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【質問3】

◆2学期から学校でどんなことにチャレンジしたいですか?

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書道をもう少し丁寧にかいてみたい。

掃除で遊ばないようにしたい。

最後まで授業が聞けるようにがんばりたい。

など

チャレンジしたいことをイメージすることで、

夏休みが完了し、2学期に向かうための

心の準備ができあがります。

 

「夏休みの活動を振り返る」ことと

「2学期のゴールに意識を向ける」ことを

是非やってみてくださいね。

 

2学期がすでに始まっていても構いませんので、学校で、ご家庭で、

夏休みについてお話してみましょう。

 

第24回目はいかがでしたでしょうか?

このメールコーチが少しでもあなたのお役に立つことができれば幸いです。

この質問に答えてみてのご感想や、ご質問などもお待ちしております。

それでは、引き続き、素敵な子育て生活を♪

 

 

今回からお読みいただく方のために、このメールコーチのご利用方法

=利用方法=================================

毎回、質問をお送りさせていただきますので、

その質問に心の中で答えていただく、または、書き出してみる、思い至って

すぐ行動するなど、あなたにあった形で、アウトプットをしてみてください。

少しずつですが、あなたが何かを意識し、実践することで、

お子さんの生きる力が育まれるのではないかと思います。

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吉田 忍

吉田 忍

いきはぐの教育コーチ。1972年、東京生まれ。3児の父。ハウスメーカーで、東南アジアの海外駐在を10年経験後、コーチングファームに入社し、プロビジネスコーチとして、約6000人の組織リーダーをコーチする。その後、父親として、東京サドベリースクールの運営に関わり、多様な教育の可能性を感じ、日本のさらなる学校教育の発展に向けて独立を決意する。現在、フリーのコーチをしながら「NPO法人いきはぐ」で活動。学校の先生や家庭向けに、「コーチング」を活用した『生きる力』をはぐくむコミュニケーション方法を伝えている。