親子

前回までは、「スタッフ」について解説してきました。
今回は、「保護者との関係」について考察したいと思います。

以前、「財政」が一番桶の水が漏れやすいと書きましたが、(http://ikihug.com/blog/?p=3132)
前回の「スタッフ」および今回の「保護者との関係」が、その次に漏れやすいといえます。

スタッフのときにも書きましたが、桶の一番最初に解説した「理念」の共有が必要なのは、
保護者の場合も同様です。(http://ikihug.com/blog/?p=3112)
教育に対する熱意と思い入れが強いために、少しの違いが大きな違いになりがちなのは、
保護者も同じです。

スタッフでいえば採用の段階が、保護者でいえば入学の段階にあたります。
いきはぐに掲載している多くの学校が、保護者との面談を重視しています。
その学校に期待していること、目指したい教育像が同じであるかという
相互理解とマッチングはとても重要です。
ここがずれていると、入学後にトラブルになりがちです。

入学後も、継続的なコミュニケーションは必要になります。
スタッフの場合は「育成」も大切であると書きましたが、
保護者とのコミュニケーションも、いわば学校と保護者の育ち合いの場といえるかもしれません。
以前、「教育方法」の回で書いたように、
大きな理念では賛同・共感していても、いざ実践となると、細かなことをきっかけに
考え方の違いが出てくることが多々あります。

そのためのコミュニケーションの場として、以下のような例はよく聞きます。
●定期的に話す場を設ける(月1~2回)
●合宿をして夜に話をする(年に数回)
●(普段は母親が多いので)父親が集まる「親父の会」がある

もちろん、保護者が学校の仕事を分担したり、
イベントに参加したりという例も多いですが、
それとは別途、コミュニケーションのためだけの場が、
それも個人面談ではなく、保護者同士も交流し合える場が
重要だと感じています。
なお、今回のメルマガでお知らせした調査・研究では、
こうした学校内のコミュニケーションなどについても研究して
いきたいと考えています!

次回は「子どもたち」についてお話したいと思います!
ではでは。

※いきはぐでは、上記テーマで講演・勉強会・個別相談などを受け付けています。
また、質問等がありましたら、お気軽にinfo@ikihug.comまでご連絡下さい!

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征矢 里沙

征矢 里沙

1983年、愛知県生まれ。高校2年生のとき、恩師との出会いがきっかけで、「日本の教育を変えたい」という志を抱く。慶應義塾大学総合政策学部に入学し、シュタイナー・サドベリー等のオルタナティブ教育を研究。2006年に大学卒業後、株式会社リクルートに就職。2012年、会社を卒業して「NPO法人いきはぐ」を起業、代表を務める。2013年5月に出産、1児の母。