自分にぴったりな学校・園と出会うために、
前回までは、「教育内容」だけではなく、「運営」の面について解説しました。
今回は、「学校の形態のいろいろ」についてお話したいと思います。

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(photo by キンダリーインターナショナル(学童))

これまで、基本的に「全日制」、つまり、平日は月~金で授業・保育があるという
形態についてご紹介してきました。
でも、全日制は、運営も大変なので数が限られるし、
通える範囲にはない…という場合もあると思います。

でも、全日制以外にも、次のような選択肢もあります。

<幼児教育>
●週○日制・月○日制
自主保育、親子参加のクラス、未就園児向けなどに多い

<学校>
●放課後(学童)
いわゆる学童。平日の放課後や、長期休みに子どもが通う場
●土曜クラス
月3~4回の土曜日のみに通う場
●サマースクール・ウィンタースクール等
長期休みのみに開催するイベント型の場

これらを含めると、『生きる力』をはぐくむ場の選択肢は
かなり広がってくると思います。

こうした選択肢を含めれば、
毎日通う園・学校は公立など通えるところに通って、
+αで『生きる力』をはぐくむ場を子どもに用意してあげる、
ということもできます。

団体によっては、全日制を目指していて、
その前身として上記のような形態の場をつくっているところもあります。
逆に、あえて一般の園・学校に通いつつ、
+αで別の場があることに意義があるという考えでやっているところもあります。

こうした場は、価値観が同じ保護者の方が集まっているので、
保護者同士の交流や、子育て・教育のアドバイスを貰えることを
メリットに感じて通っている方も多いようです。

いきはぐでは、こうした全日制以外の形態も紹介していますので、
ぜひ参考にしていただければと思います。
(ただ、上記の形態を全て取材しようとすると、かなり数が多いので、いきはぐで取材しているのは、
幼児教育の場合は「子どものみで参加できる(親子参加ではない)」形態のみ、
学校の場合は「全日制・学童・土曜クラス(月3回以上)」のみ、としています。)

自分らしく、自分のできる範囲の中で、『生きる力』のはぐくみ方を
選択していけるようになればいいなと思っています。

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征矢 里沙

征矢 里沙

1983年、愛知県生まれ。高校2年生のとき、恩師との出会いがきっかけで、「日本の教育を変えたい」という志を抱く。慶應義塾大学総合政策学部に入学し、シュタイナー・サドベリー等のオルタナティブ教育を研究。2006年に大学卒業後、株式会社リクルートに就職。2012年、会社を卒業して「NPO法人いきはぐ」を起業、代表を務める。2013年5月に出産、1児の母。